ホーム・エネルギー・マネジメント・システムを強化
タマホーム株式会社は、「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)」を強化し、今後新築・分譲住宅において全棟標準仕様として、また既築の顧客に対してはHEMS商品として販売をすることを発表した。また今回のHEMS強化において、タマホームでは日本IBM株式会社に協力を要請した。そのため日本IBM株式会社では、メーカーに依存することなくデータを一元で管理することができる情報基盤「サービス・デリバリー・プラットフォーム」を活用することによって、データ収集や管理、情報提供を行う双方向型システムの構築や運用について支援を行うことになった。
現在は住宅内のエネルギー需給情報を把握することによって、住宅全体のエネルギーの最適化やエネルギー削減の取り組みが進んでいる。
(ニュースリリースより)
生活に関する情報提供サービスも開始予定
タマホームでは、HEMS関連機器の特長を活かし、日本IBMはHEMSの構築と運用を支援する。電力消費量を日、週、月、年単位で把握、または比較をしたり、電気料金、CO2排出量、原油換算などの確認ができる。また、太陽光発電の発電状況等も分かるようになる。そのうえPCだけでなくタブレットやスマートフォンなども利用できるため、遠隔地からでも操作ができるようになる。その他にも住宅に関する性能や仕様、アフターサービスなどの情報提供サービス、ヘルスケア、育児、趣味といった生活情報を提供するサービスを開始する。そのため住まいの提供だけでなく、提案を行うことによってニーズに合うサービスが提供できるようになっていく。なおHEMS搭載住宅は、平成25年6月から販売を開始する予定である。
タマホーム ニュースリリース
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