近畿大阪銀行は2013年1月4日、りそな銀行が提供中のハートトラスト「心の信託」の取り扱いを開始する。りそなグループの近畿大阪銀行が、信託代理店として取り扱う。

ハートトラスト「心の信託」では、万が一の際の相続発生時に、葬儀代などの資金を、あらかじめ指定しておいた受取人がいち早く受け取るができる信託機能と、契約者が作製した「エンディングノート」を届けるサービスを提供する。

通常であれば相続発生時の預金の引き出しは、一定の相続手続きが終わるまで受け付けてもらえない。しかしハートトラスト「心の信託」なら、葬儀費用や生活費などで早急に必要となる資金を受け取ることが可能だ。

信託期間中の信託元本は、本人であればいつでも引き出しを受け付ける。しかし老齢や健康の事情などで、本人の引き出しが不可能になった場合は、医療費に限り指定の受取人でも引き出すことができる。

“葬儀費用などで、後に残った家族に迷惑をかけたくない”、“信頼できる人に将来の医療費を委ねたい”というニーズに応えるサービスだ。

また、残された遺族が困らないように、りそなオリジナルの「エンディングノート」を用意した。契約者が書き込んだ「エンディングノート」を預かり、相続発生時に遺族に手渡す。ふだんは言葉に出来ない大切な思いを形にして、残された家族や大切な人に確実に手渡すサービスを提供する。

プレゼント／株式会社近畿大阪銀行
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news