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11月の近畿圏マンション市場動向発表!不動産研究所

2012/12/16 19:00

在庫は2か月ぶりに増加!
株式会社不動産経済研究所は、2011年11月度の近畿圏でのマンション市場動向を12月13日に発表した。



発表によると、発売戸数は20.7%の増加となり、1.696戸であり、近畿圏においては在庫が2カ月ぶりの増加に転じた。一方契約率は、70.5%となり、戸当たり価格と併せ、m2単価共にアップした結果となった。

近畿圏全体の市場動向
11月の発売戸数は1,696戸となり前年同月の1,405戸と比べると20.7%の増加となった。ただ前月との比較では、前月2,109戸と比べ19.6%の減少となっている。

契約率を見ると70.5%であり、前年同月では70.2%で0.3ポイントのアップとなり、前月では80.4%と比べると9.9ポイントのダウンとなった。1戸当り価格においては、3.731万円となり、1m2当り単価は51.3万円であった。前年同月比を見ると、戸当り価格は362万円となり10.7%のアップであり、m2単価でも1.2万円1.6%のアップとなった。この結果は、前年同月比で戸当り価格は2カ月ぶりにアップ、m2単価においても2カ月ぶりに双方が上昇した結果となった。



販売在庫数は2,631戸となり、前月末との比較では83戸の増加となり、前月末は2,548戸、前年度月の在庫数は2,944戸となっておいる。

近畿圏においての11月の結果は、発売戸数が大幅な増加となっており、底打ち感の期待が持たれる。前年同月比はマイナスであるが、発売戸数の母数を比べて判断する必要がある。また単価自体も上がっており、市場では今までの閉塞感が少しずつ解消されている可能性があると見る筋もあるが、まだまだ予断を許さず今後も動向に目が離せない。

外部リンク

株式会社不動産経済研究所ホームページ
http://www.fudousankeizai.co.jp

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