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女性の防犯や高齢者の安否確認ができるサービス「アンシーン」を開始

2012/12/15 21:00

独居老人の安否確認ができる新サービス
セーラー万年筆株式会社は、高齢者の安否確認や女性の防犯対策を簡単に導入することができるサービス「アンシーン」を開始すると発表した。このサービスをはじめることになった背景には現在の様々な問題が絡んでいる。老人の孤独死などが社会問題になっているが、孤独死は震災での影響も懸念されているため、早急に対策をとる必要がある。

今回開発された「アンシーン」は、独居老人の孤独死に適した生体赤外線監視装置である。すでに兵庫県福崎町に導入されているのだが、実績は確認されている。そのためシステムを開発した株式会社鈍渡技研電子工業とセーラー万年筆が業務上の提携を行い、今後は東京都市部に住んでいる独居老人の孤独死防止のために拡大して販売を行うことになった。

アンシーンを活用することによって女性の一人暮らしでも安心できる
またそれ以外の大きな問題として、一人暮らしの女性宅を狙った犯罪が増加しているということがある。そのため女性の防犯へのニーズというのは非常に高まっている。独居老人のために開発された「アンシーン」を単身女性宅の防犯対策にも適していると発表し、独居老人宅以外の単身女性宅へも拡販する予定である。

「アンシーン」の機能としては、まず生活状況を知らせてくれるモードが一日一回決まった時間に、装置が感知し指定の携帯電話やパソコンなどにメールを送信する。独居老人の場合は元気に生活しているかということを、お知らせメールで確認できる。その他では異常事態のお知らせモードや、警備モードなどがあり、いずれもセンサーが感知すると外部に通知してもらうことができる。

外部リンク

アンシーン
http://anscen.jp

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