国土交通省は12月13日、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを国が公募し、整備費等の一部を補助する「住宅・建築物省CO2先導事業」において、独立行政法人建築研究所の評価結果を踏まえ、平成24年度(第2回)として、10件のプロジェクトの採択を決定したことを発表した。

平成24年度第2回の応募件数は全32件で、事業種別では「住宅・建築物の新築 」27件、「既存の住宅・建築物の改修 」4件、「省CO2 のマネジメントシステムの整備」1件。建物種別では、「建築物（非住宅）・一般部門」7件、「建築物（非住宅）・中小規模建築物部門」3件、「共同住宅 」3件「戸建住宅」19件。

採択されたプロジェクトは10件で、「建築物(非住宅)・一般部門」で、「メディカル・エコタウン構想　省CO2先導事業」（茨城県厚生農業協同組合連合会）、「共同住宅」で、「太陽をフル活用した次世代低層賃貸住宅の普及」（大和ハウス工業株式会社）、「戸建住宅」で、「～省CO2・パッシブコンサルティング～　省エネの“コツ”（CO2）プロジェクト」（ミサワホーム株式会社）、「スマートプロジェクト240　三田ゆりのき台」（積水ハウス株式会社）などとなっている。

国土交通省　「平成24年度(第2回)住宅・建築物省CO2先導事業の採択プロジェクトの決定について」
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000425.html