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三菱地所レジデンス老朽化マンション建て替え事業を強化

2012/10/11 13:00

最後の同潤会アパート建て替え開始
三菱地所レジデンスが事業協力者として参画している上野下アパートマンション建替事業が10月9日、「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」に基づくマンション建替組合の設立が台東区長より認可された。

『上野下アパート』は、現存する最後の同潤会アパート。83年前の昭和4年竣工で老朽化が進んでいる。建物設備の劣化や、建物構造の安全性・防災性に不安が指摘されており、今年4月に建替え決議が成立、建て替え事業の着工が決まった。

国土交通省では築30年を超えるマンションは100万戸近くあると推計(2011年末時点)しており、分譲マンションの老朽化問題は「上野下アパート」に限らず、今後ますます深刻化していく。

需要増える建て替え事業
国土交通省では建築後かなりの年数を経たマンションの改修や建替えを、適切かつ円滑に推進していきたいと考えている。

そこで三菱地所レジデンスは、建替えを検討するマンション管理組合や区分所有者向けた専用ウェブサイト「三菱地所レジデンスのマンション建替え」を開設した。

年月とともに老朽化するマンションの資産価値を高め、快適な住空間、近代的な性能を備えた物件へと再生させるため、建替事業の強化を図る。

外部リンク

プレスリリース/三菱地所レジデンス株式会社
http://www.mec-r.com/news/10_09.pdf

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