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新日鉄住金など、釜石市「災害復興公営住宅などの整備計画」着工

2012/10/12 13:00

災害に強い公営住宅を短期間で竣工
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市の「災害復興公営住宅等の整備計画」について、新日鐵住金と新日鉄興和不動産は釜石市と覚書を締結。10月10日、着工した。

今回の整備計画では、災害に強い住宅を早期に建築するため、工期が短く経済的な「スチールハウス」等の鋼構造を採用する。

整備計画は、新日鐵住金が所有する釜石市上中島町の敷地(現況:テニスコート、賃貸アパート)において進められる。工期3期に分けて、新日鉄興和不動産が災害復興公営住宅210戸の整備を担当する。復興住宅の完成後、釜石市が買い取る。

新日鐵住金の「NSスーパーフレーム工法」
今回の整備工事では、釜石市が策定した『釜石市復興まちづくりの基本目標』の早期実現を目指して、新日鐵住金が独自に開発したスチールハウス工法「NSスーパーフレーム工法」等の鋼構造を採用する。

第1期では「NSスーパーフレーム工法」を用いた3階建て住宅54戸を約5か月で竣工し、早期の入居を目指す。

NSスーパーフレーム工法」は、コンクリートなどの建設資材や職方不足に悩む被災地においても、短工期で建設可能な耐久性と経済性に優れた工法だ。

第2期以降では、より多くの住居数を確保するめたに、4階建て住宅や、1階部分に集会所などの大空間スペースを設ける。さらに国土交通省によって津波対策効果が認められたピロティを作ることができる住宅も建設する。

外部リンク

プレスリリース/釜石市、新日鐵住金株式会社、新日鉄興和不動産株式会社
http://www.nssmc.com/news/20121010_100.html/

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