住友林業が資材提供、技術支援を行う、全国の地域優良建設会社240社（2012年9月末日現在）の会員からなるイノスグループは、「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」（ZEH）を実現する住まい、イノスグループ・コンセプト商品「ENETOMOの家（えねとものいえ）」を、10月29日から発売。

ZEHとは、住宅内の省エネルギー化でエネルギー消費を抑えると同時に太陽光発電システム等でエネルギーを創り、家庭でのエネルギー消費量の差し引きで年間の一次エネルギー消費量が正味（ネット）で概ねゼロになる住宅。

＊画像はニュースリリースより（「外観イメージ」）
「ENETOMOの家」は、屋外の新鮮な空気を室温に近づけて給気する全熱交換型換気システムの採用と高断熱、高気密化でエアコンなどに使う電気消費量を低減。ホームエネルギー・マネジメント・システム(HEMS)を標準搭載し、床暖房や省エネ給湯器も標準装備し、快適さを保ちながらエネルギー消費量を抑えることができる。

また、太陽光発電に多くの発電が見込めるように、片流れ屋根を基本にし、屋根の勾配を緩やかにするなどの設計を提案するなど、エネルギーを効率よく使うために、多彩な工夫やアイデアを織り込んでいるという。販売目標は、初年度400棟としている。

住友林業　ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2012/2012-10-29.html